ShopifyのSEO対策で検索結果上位表示!お役立ちアプリ4選

ShopifyでECサイトを運営する上で、SEO対策は大切です。広告費なしで自然検索の上位表示が狙えるとアクセスアップや売上の増大が期待できます。この記事では、ShopifyでSEO対策が重要な理由やShopifyでできる対策、Shopifyで使えるアプリなど解説します。ぜひ参考にしてください。

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ShopifyではSEO対策が重要

そもそもShopifyでのSEO対策とは、何を指すのでしょうか。それぞれの用語の基本的な意味を解説します。

ECサイトのプラットフォーム「Shopify」とは

Shopifyとは、ビジネスの立ち上げや運営、事業の成長に必要なすべての機能がそろったコマースプラットフォームです。HTMLやCSSなどは不要で、必要な機能はShopifyから簡単に導入できるため、専門知識がなくてもECサイトを運営できます。

現在、世界175か国で数百万のビジネスがShopifyを使用し、流通総額は4,960億米ドルを超えるほどの世界規模のシェアを誇っています。特にアメリカのEC市場でのシェアが高く、2020年時点でAmazonに次ぐ売上のシェアを占めています。
※参考:Shopify、2020年売上高は驚異の「86%増」。ECシェアは米国2位“巨人”アマゾンの4分の1規模に|BUSINESS INSIDER JAPAN
※参考:Q4 2020Results| Shopify

Shopify|世界で注目されているECシステム構築プラットフォーム

SEO対策とは

SEOは「Search Engine Optimization」の略語で、「検索エンジン最適化」という意味です。検索エンジン最適化とは、検索結果でWebサイトがより高い検索順位で表示されるための施策を指します。

SEO対策はアクセス数増加に繋がるほか、広告以外での収入にできる点がメリットです。サイトへのアクセスが増えればサイト全体が評価され、コンテンツの掲載順位も上がります。検索順位が高いサイトはブランディングに繋がり、権威性も高まります。

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ShopifyでSEO対策が重要な理由

ECサイトの目標は売上を上げることです。SEO対策をすればECサイトへの流入増加が実現し、結果的に売上の増加に繋がります。Shopifyで売上を増やす際にも、SEO対策が重要です。検索順位で下位に表示されたままでは、顧客に自社のECサイトの存在を認知してもらいにくくなり、売上も伸びません。

SEO対策は、検索エンジンの検索結果画面に掲載されるリスティング広告と異なり、広告出稿費用が不要です。SEO対策がうまくいくと、コストをかけずに自然検索で上位を狙えます。

Shopifyストアの設定によるSEO対策

Shopifyストアの設定では、どのようなSEO対策ができるのでしょうか。ここでは3つの対策を解説します。

ストアのタイトルを簡潔にする

Shopifyストアのタイトルとは、そのECサイトの見出しに該当します。検索結果の見出し部分や、ブラウザのタブに表示される文字です。SEO対策の観点では、検索エンジンにECサイトの内容が正確に伝わるようなタイトルにすることが重要です。コンテンツを簡潔に記述し、タイトル内にキーワードを含めるようにします。

ストアについてのメタディスクリプションを工夫する

メタディスクリプションとは、Webページの概要を指し、タイトルやURLの下部に表示される説明文を指します。わかりやすい概要を作成できれば、サイト内容を簡潔にユーザーに伝えることが可能です。競合との差別化や、アクセス増加にも繋がります。ただし、メタディスクリプションそのものは、検索結果の表示順位には直接的には影響しません。

Shopifyブログを利用する

Shopifyのブログ機能とは、Shopify上でブログ記事を作成、管理できる機能です。ブログ記事の作成やコメントの管理など、シンプルな機能性が特徴的で、直感的な操作でブログ運営ができます。ブログを通して、商品ページには記載しきれない、商品のこだわりやストーリーを記載でき、ファンの獲得にも繋がります。
Shopify Blogの記事ページサンプル
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Shopifyの商品ページ設定でのSEO対策

Shopifyの商品ページ設定では、どのようなSEO対策ができるのでしょうか。ここでは4つの対策を解説します。

商品タイトルを明瞭にする

商品タイトルとは、商品そのものを検索結果に表示させるうえで重要です。最大70文字まで入力できます。ユーザーが検索しそうなキーワードを含むタイトルにすると、SEO対策として効果的です。

パソコンやスマホなど表示させるデバイスによって、表示される文字数は限られる可能性があります。タイトルは30文字程度に設定すると、商品をわかりやすく伝えられます。
商品タイトルはキーワードを含めつつ30文字以内にする

商品についてのメタディスクリプションを工夫する

商品のメタディスプリクションの概念は、基本的に先述したストアのケースと変わりません。商品の概要に関する記述は、検索中のユーザーにアクセスしてもらうために重要です。

商品についてのメタディスクリプションでは、タイトル以外の商品の特徴やアピールポイントを設定します。スマホで表示される最大文字数の90字以内に収めると、読んでもらいやすくなります。

ページのURL設定

商品ページのURLは、初期コンテンツ作成時に自動的に設定されます。しかし後からでも、SEO対策のキーワードを盛り込んだURLに変更も可能です。URLからページの内容がわかることが大切なため、ページのURL設定は日本語ではなく、Googleが推奨している英数字で設定します。

画像にalt(オルト)属性をつける

商品画像のalt属性とは、画像の代わりとなるテキスト情報を設定し、目の見えない人に対してスクリーンリーダーとして読み上げる際に利用されます。

SEO対策の観点では、Googleの検索ロボットに写真の内容を正しく伝えるうえで有用です。検索エンジンの画像検索結果の表示順位にも影響する項目として、近年重要度が上がりつつあります。

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Shopifyの自動SEO

Shopifyオンラインストアには、自動SEO対策が組み込まれています。ここではそのShopifyの自動SEOを解説します。

canonicalタグの自動生成

canonicalタグとは、複数のURLをひとつにまとめるタグです。ECサイトでは商品のバリエーションごとにURLが異なる場合、重複コンテンツとみなされ、検索順位の上位獲得が難しくなります。

たとえば、商品の色やサイズごとに商品ページがある場合、内容が重複した別ページとして検索エンジンに認識されます。しかし、canonicalタグを使えば、検索エンジンに正しいURLを伝えることが可能です。Shopifyではこのcanonicalタグを自動で生成できます。

robots.txtの自動生成

robots.txtには、クローラーが情報を収集する作業を最適化する役割があります。クローラーとは、インターネット上のWebサイトの文章や画像などの情報を巡回し、収集するプログラムです。robots.txtを活用すれば、ページの優先度に応じてクローラーの情報収集を制御できます。Shopifyでは、このrobots.txtが自動生成されます。

また、管理画面のコードからのrobots.txtファイルの編集や、特定のURLのクロール禁止、サイトマップURLの追加なども可能です。

sitemap.xmlの自動生成

sitemap.xmlとはサイト内のURLの構造を検索エンジンに伝えるために記述したファイルです。サイト内URLのリストを記述したものを、sitemap.xmlと呼びます。Shopifyでは商品紹介やブログなどすべてのページにおいて、このsitemap.xmlの自動生成が可能です。sitemap.xmlはユーザーに対して、コンテンツのわかりやすさを直接伝えるものではありません。しかし検索エンジンに直接影響があるため、SEO対策には欠かせない要素です。

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SEO対策のためのShopify App4選

Shopifyには豊富なアプリがそろっており、ECサイトを自由自在にカスタマイズできます。SEO対策に有用なアプリを4つ紹介します。

SEO Manager

SEO Managerとは、月額20ドルで使用できるShopify専用のSEOアプリです。SEOに関する数多くの設定ができるため、多くのユーザーに使われています。

たとえば、Google検索でインデックス状況やページスピード、モバイル最速化のチェック機能が利用可能です。また、ページエラーやリダイレクトもチェックできます。

その他、構造化データのサポートや商品やカテゴリのタイトルタグの一括変更もできます。Google Search Consoleに移動しなくても、検索パフォーマンスデータをアプリ上でチェックできる点も魅力です。7日間の無料お試しも可能です。

Plug in SEO

Plug in SEOとはShopifyサイトを一括でチェックし、SEOの問題点を発見して、解決策を教えてくれるアプリです。プランの種類は、2023年2月時点で無料プランと有料プランがあります。有料プランは基本SEOプラン(月額29.99ドル)、プラスSEOプラン(月額49.99ドル)、プレミアムSEOプラン(月額79.99ドル)です。

構造化データのサポートや、海外の言語に対応したSEO対策、多種多様な検索エンジンに合わせたSEO対策などもできます。

Page Speed Booster

Page Speed Boosterとはユーザーが次にクリックしそうなページを予測し、先行してサイトページを瞬時に作成して、画像をはじめとしたコンテンツを取得できるアプリです。このアプリは無料で利用できます。

アプリをインストールするだけで画像のローディングを効率化し、ページや画像の表示時間を短くしてくれるので、顧客の離脱率を下げられます。ユーザーの顧客体験を損なわず、ECの利益向上へと繋げることが可能です。

Search Pie

Search Pieはあらゆる規模のストアに重要な、SEO対策を提供しているアプリです。プランは2022年12月時点で無料プランとプレミアムプラン(月額39ドル)、エンタープライズプラン(月額79ドル)があります。Googleが理解しやすいよう、ECサイトを最適化できるため、検索順位上位の獲得に繋がります。

最新レポートを通したSEO問題の把握や、altタグ・メタディスクリプション・メタタイトルの一括更新も可能です。24時間年中無休で、SEO対策の無料サポートチャットも利用できます。

まとめ

ShopifyでSEO対策を講じるとECサイトへの流入増加が見込め、結果的に売上の増加が期待できます。最適なSEO対策をしたいときは、Shopify Plusパートナーに認定されているWEBLIFEにご相談ください。

WEBLIFEの提供するBiNDecは、EC事業の成長を促す法人向けのサービスです。豊富な導入実績とハイレベルな技術力・知識量を認められたShopify Plusパートナーとして、中小規模から大規模のストアに向けた最適な運用戦略の提案も可能です。
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