アパレルネットショップを立ち上げるには?手順や必要な準備を解説

近年、ネットショップを運営するアパレル事業者が多くなっています。しかし、実店舗とはシステムが異なるため、ネットショップならではの知識や運営方法などを正しく理解することが大切です。

この記事では、アパレルネットショップの立ち上げ方や、必要な準備などについて解説します。アパレルネットショップの開設を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップを作るには

アパレルネットショップを立ち上げる手順

アパレルネットショップは、どのように立ち上げればよいのでしょうか。以下で主な手順を解説します。

ショップ名やコンセプトを決定する

まずはショップ名やコンセプトを決めます。ショップ名は他のブランドやショップで使用されている単語ではなく、シンプルで独自性のあるものにすると、顧客の記憶に残りやすくなります。また、ショップのイメージが軽くならないよう、感嘆符や星、音符などの特殊記号は含めないようにしましょう。

コンセプトを決める際には、誰にどのような商品を売るか明確にし、ターゲット層のライフスタイルの細部まで、ペルソナを設定することがポイントです。

ネットショップの商材を検討する

ネットショップで販売する商品を準備する方法は、主に以下の3つです。

  • 好きなブランドに展示会やホームページ、SNSで直接交渉
  • OEMやODMなどによるオリジナル商材
  • 価格と業者選定を重要した仕入れ商材

OEMは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の略語で、他社のブランド製品を製造することを指します。

またODMとは「Original Design Manufacturing」の略語で、委託者のブランドで製品を開発・設計・生産することです。

ネットショップの出店方法を決める

ネットショップの出店方法は複数あります。ECモール出店は、Amazonや楽天市場などを利用してネットショップを出店する方法です。集客力はありますが、他店との価格競争が厳しく、出店費用が割高になります。

自社でネットショップを運営する方法は、利益率が高くブランディングしやすい一方、専門知識や膨大な作業時間が必要です。

ネットショップ作成サービスとは、ネットショップに必要な機能を提供してくれるサービスを用いて出店する方法で、コストを抑えられるメリットがあります。

例えば、世界的に有名なECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」は、ネットショップ作成サービスに該当するため、ネットショップに必要な機能や運用が最適化されている点が魅力です。
アパレルブランドを想定されたShopifyのテンプレート
詳細は後述しますが、Shopifyを利用したネットショップの出店は、売上アップをサポートするBiNDecでの構築がおすすめです。

デザインや商品紹介ページを作成する

ネットショップはデザイン性や世界観に好みが反映されやすい傾向があります。しかし、売上を上げるためには、サイトのオシャレさだけでなく、視認性や購入までの導線なども重要です。

アパレルのネットショップでは、商品写真や紹介文をできるだけわかりやすくしましょう。例えば、商品の写真だけでなく、全身コーディネートした写真を掲載する、服のサイズ感がわかるよう、身長別のモデルの写真を掲載するなどの工夫が必要です。

決済・配送方法などを決める

ネットショップでは、どのような決済・配送方法を用意しているかも重要な要素です。ユーザーが使い慣れた決済・配送方法を選べると、購入率がアップします。

決済方法はクレジットカード、代金引換、コンビニ払いなどが一般的です。ユーザー層に合わせて、PayPayやLINE Payなど、電子決済を導入することもおすすめします。

配送方法は郵便局、ヤマト運輸、佐川急便などが多いでしょう。梱包資材にかかる費用や送料など事前に考慮したうえで、配送方法を判断します。
CENO.jp|ブランドのターゲットである若年層に向けてPaidyを導入

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップのマーケティングと商品展開

アパレルネットショップを開設する場合、どのような点に配慮したらよいのでしょうか。特に大切なポイントを解説します。

消費者のニーズを考える

新商品や季節感のある商品など、ユーザーのニーズに合わせた商品展開をすることがポイントです。例えば、トレンド商品や新商品を仕入れる際には、ターゲット層の好みを把握することが大切です。

またアパレル業界では主に、主に3~8月の春夏「SS(Summer/Spring)」と、9~2月の秋冬「AW(Autumn/Winter)」があるため、これらのシーズンに合わせた仕入れを行いましょう。

分析と改善を繰り返す

ネットショップの運用では、ツールを用いてショップの訪問率や離脱率など、分析と改善を繰り返し行う必要があります。

分析で得た結果で明らかになった課題は、どのくらいの改善が必要か、具体的な目標として定量化することがポイントです。

思い込みや根拠のない改善施策では、かえって売上が減少する場合があるため注意しましょう。
BiNDec(バインド・イーシー)|売上動向をデータで分析し、最適なOMO施策を実現します

集客のための施策

アパレルネットショップで集客する施策は複数あります。SNSでの集客を行う際には、各SNSの特徴に合わせて投稿しましょう。広告で集客する際には、Web広告やインフルエンサーを活用すると効果的です。

また、Googleなどの検索結果の上位に自社サイトを表示させるためのSEO対策では、ディスクリプション(記事の要約を記載したテキスト)の追加や、内部リンク構造の最適化などを行います。

商品撮影に力を入れる

ネットショップは、商品画像が消費者の購買の決め手となるほど重要な要素です。特にアパレルネットショップは、実店舗での販売と異なり、商品を試着できません。

商品の全体像が見えるようにする、着用画像を数多く掲載する、素材の透け具合など、顧客の目線に立って、できるだけ多くの情報を盛り込むことが重要です。

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップの立ち上げに必要な届出と準備

アパレルネットショップを開業する際には、必要となる準備があります。以下で詳細を解説します。

ネットショップで必要な届出

ネットショップの開業で必要な届出は、主に以下の4つです。

  • 開業届:事業所得が発生する可能性があることを、税務署に知らせるための書類
  • 青色申告承認申請書:所得税の青色申告の承認を受ける場合、提出する書類
  • 古物商許可証:法人や個人が古物営業法で決められている、古着を含む古物を売買・交換する際に取得が必要な許可証
  • 薬事法管理者資格:補正下着のようなヘルスケア商品の販売の際、関連商品をPRするときに有利な民間資格

用意しておくと便利なもの

その他、以下のものを用意しておくと、スムーズにアパレルネットショップを開設できるでしょう。

  • パソコン
  • プリンター
  • 撮影機材
  • 画像編集ソフト
  • 梱包資材 など

すべてのものを一度に準備できない場合は、優先順位をつけて少しずつ準備を進めましょう。
それぞれにどれくらいの費用がかかるのか、事前に明らかにしておくことで、ムダな出費を防げます。

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップの開業に必要な資金

アパレルネットショップには、一定の開業資金が必要です。どのくらいの資金が必要か、以下でその目安を解説します。

開業資金の目安

自社でアパレルネットショップを開設する場合、システム構築方法によってかかる費用や特徴は異なります。

システム構築方法
初期費用 月額費用 システムの特徴
ASP型
0円〜 1,000円〜 ・インターネット上で共通のサービスを利用する
・初心者や専門的な知識がない人向け
・機能やカスタマイズ性が低い
オープンソース型
0円〜 10万円〜 ・無料のソフトを利用するため低コスト
・ソースコードが開示されており自由度が高い
・カスタマイズには専門的な知識が必要
パッケージ型
500万円〜 10万円〜 ・要望に合わせて個別にECサイトを構築してもらえる
・費用や制作期間がかかり、提供事業者への依存が大きい

また、ネットショップ立ち上げ時に必要なものの費用の目安は、以下の通りです。必要なものは一例になるため、取り扱う商品に合わせてリストアップするとよいでしょう。

必要なもの
費用の目安
パソコン
20万円程度(初期費用込み)
プリンター
3〜5万円程度
撮影機材
数千円〜
カメラ
〜10万円程度
画像編集ソフト
無料〜
梱包資材
数円〜
通信費
数万円(通信機機器)、数千円(利用費)
申込手続きで必要な手数料
19,000円(古物商許可申請など)

なお、オリジナルの商品を販売する場合は製造費用、販売する商品を仕入れる場合は、仕入れ費用別途がかかる点に注意しましょう。

※参考:古物商許可申請|警視庁

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップのメリットと注意点

アパレルネットショップには、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下で、代表的なメリットを解説します。

ネットショップのメリット

費用を抑えられる

アパレルショップは実店舗と比較すると、店舗が不要な分、開業資金を安く抑えられます。
ネットショップでは商品写真やテキスト、動画などをアップするだけでユーザーに商品情報が伝わるため、店舗への商品を陳列するためのスペースは必要ありません。

初期費用だけでなく、実店舗でかかる月々の家賃や光熱費、などの維持費用も不要です。

利益率が比較的高い

アパレルネットショップは、比較的高い利益率が見込めます。仕入れの場合は平均40~50%、直製造の場合は平均60~70%の利益率といわれています。

利益率を上げるポイントは、安く仕入れて高く売ることです。オリジナルブランドの場合、洋服の製造に関する専門知識が必要ですが、小売価格を販売者が決められるため、利益を多く手元に残せます。

より多くの消費者に注目してもらえる

ネットショップによる販売は、実店舗まで行けない遠方の消費者にも注目してもらえるため、日本全国や世界中が商圏になります。

また、実店舗と異なり営業時間に縛られず、24時間営業できる点もメリットです。注文が入ったら、期間を決めて発送作業を行い、注文が営業時間外でも顧客を取りこぼすことなく営業や販売ができます。

アパレルネットショップの注意点

アパレルネットショップには、注意すべき点もあります。以下で特に注意したい点を解説します。

返品の可能性もある

アパレルネットショップは、顧客が商品を実際に手に取って確認できません。購入後、手元に届いた商品を見て、イメージと異なると感じて返品する可能性もあります。

返品対応への満足度はリピート購入に大きな影響があるため、分かりやすく迅速な返金プロセスを整え、返品対応へのレビューを書いてもらうなどの対策が重要です。

返品対応を自動化して効率化できるツール

ただし、クーリングオフ制度などの対象に当てはまらない一般的な売買では、返品に関する法規制はないため、ほとんど場合ショップ自身が返品ポリシーを規定しています。

サイズ違いや縫製不良など返品理由も様々なため、ショップ・顧客双方に確認や手続きに負担がかかることも多いですが、返品対応ツールを導入することで、返品ポリシーに従って自動的に返品の手続きを行えます。

ShopifyのECサイトで実装できるShopify Appの「返品くん」では、店舗ごとの規約の設定や無人対応・有人対応の分類、顧客データ管理機能などが備わっているため、スムーズな返品対応による顧客満足度の向上に繋がります。
返品対応の手続きを自動化できるShopify App

ライバルが多く競争率が高い

ネットショップは場所の制約がない分、開業する人が多く、競争率が高い傾向にあります。極端な話、ネットユーザーが検索して見られるショップは、「すべてライバル」ともいえるでしょう。

簡単に開業できたものの、簡単には売れないことに壁を感じ、ショップ運営に失敗することも少なくありません。売上を上げるためには、マーケティングや集客の施策が重要です。

→アパレルECの構築実績が豊富なBiNDecが、オンラインでご相談を承ります。

アパレルネットショップを構築する方法

世界で高いシェア率を誇るECプラットフォーム「Shopify」の最適な保守・運用を実現したい人は、BiNDecの利用がおすすめです。

BiNDecは専任のコンサルタントがShopifyを用いながら、顧客にマッチしたECサイトを構築し、売上を最大化するための最適な保守や運用をトータルサポートします。

システム構築では、8,000を超えるShopify Appから適応分析で選定し、売上や販路拡大しながらスケールアップを図ることが可能です。

BiNDecの構築事例であるアパレルブランドの「HUMANMADE」では、越境ECにも力を入れており、翻訳や外貨対応機能を導入しています。
HUMAN MADE|“The Future Is In The Past”をコンセプトにしたアパレルブランド

まとめ

アパレルネットショップを立ち上げるには、一定の手順や必要な準備があります。競合が多い分、売上を上げるには開業準備だけでなく、マーケティングや集客の対策も重要です。

BiNDecはEC事業の成長を促す法人向けのサービスです。世界シェアNo.1のECシステムShopifyにおいて、Shopify Plusパートナーに認証されており、D2C戦略に強いECの構築・運用をトータルサポートします。

アパレル企業向けのウェビナーも開催しています。アパレルネットショップの開設を検討している人は、ぜひWEBLIFEにご相談ください。
BiNDec(バインド・イーシー)|規模やテイスト問わず様々なアパレルブランドのECを構築
BiNDecのオンライン相談に申込む

POINT

  • ネットショップなら店舗の維持費も不要で、人件費を安く抑えられる
  • ECモールに出店する場合は価格競争が厳しく、出店費用が割高になる
  • ネットショップは競争率が高い傾向にあり、マーケティングや集客の施策が重要

ウェビナーアーカイブ動画 配信中