Shopifyでできる集客施策17選|売上に繋がるステップ別ガイドと実践のポイント

Shopifyでできる集客施策17選|売上に繋がるステップ別ガイドと実践のポイント

Shopifyで集客を成功させるには、単に広告を出すだけでなく、SEO、SNS、リピーター対策を「線」でつなぐ戦略が不可欠です。本記事では、Shopifyで構築したECサイトの集客に悩む方向けに、2026年最新のトレンドを踏まえた具体的な施策18選を解説します。

Shopifyで集客ができない・売れない3つの根本原因

さまざまな機能を豊富に有し、高機能のECサイトを立ち上げられるShopify。しかしながら、「ECサイトを公開したけれど思うように売上が上がらない!」と悩まれる方も少なくありません。もちろん商品そのものに魅力がなければ売上は期待できませんが、そもそも集客ができていないという可能性があります。

集客の難しさは、いわば大きな海の中で小さな島に注目してもらうようなもの。有名なモールに出店している場合は、モール自体が集客施策を実施してくれますが、独立したECサイトは自力で行う他ありません。しかし、大変ではありますが、集客がしっかりできれば、今後は「自社の顧客」として直接アプローチし、関係を深めていけるという大きなメリットが得られます。

Shopifyが集客に強い理由|標準機能とアプリの連携力

Shopify公式サイト

それではShopifyでの集客はどうすればいいのでしょう。ShopifyはECに必要な機能が網羅的に用意されており、専門的な知識がなくてもEC運営が可能です。ブログなどの基本的な機能だけでなく、16,000を超えるShopify専用アプリを活用することで多彩な集客施策を実施することができます。集客施策を実施したその後も、顧客管理やキャンペーンなどの機能も充実しているので、リピート施策もスムーズに実施できるでしょう。

集客施策の成否を決める3つの「結論指標」

実際の施策について触れる前に、その成否を見極めるための指標について知っておきましょう。「売上を上げるために集客は大切」とはいえ、やみくもに人を集める施策を打っても、必ずしも売上につながるとは限りません。非常に多くの選択肢がある中では、限りあるリソースを効果的に活用することを意識する必要があります。
そこでおすすめしたいのが、まずゴールを明確にし、関係する指標を2〜3つ程度に絞り込むことです。これらを、施策の成否を最終的に判断するための「結論指標(Conclusion Indicators)」として意識するとよいでしょう。

施策の可否を判断するために見るべき結論指標はこの3つ!

売上に直結する集客とは、施策の費用対効果を最大化し、購入につながる質の高い流入を増やすことと言えるでしょう。ただし集客というと、つい「セッション数」や「ユニークユーザー数」など、「どれだけ人を集めたか」に目が向きがちで、直帰率や遷移数なども気になるところ。
しかし、前述したように多くの人が訪れても、売上につながらなければ意味はありません。そこで「施策を評価する指標」を「結論指標」として判断基準とすることをおすすめします。

様々な見方がありますが、一般的には集客の“質”を端的に示す「CVR(コンバージョン率)」と、施策の費用対効果を判断する「CPA(顧客獲得単価)」を短期的な結論指標とすることが多いです。広告施策の場合は、投資の集客価値を測る最終指標である「ROAS(広告費対効果)」を用いることもあります。

CVR = コンバージョン数 ÷ 訪問者数 × 100(%)
例:100人がサイトを訪れて、そのうち5人が商品を購入した場合のCVRは「5 ÷ 100 × 100 = 5%」

コンバージョン数:商品購入や問い合わせなど、目標とするアクションを実際に行った人数
訪問者数:ECサイトに訪れたユニークユーザー数

CPA= 集客施策にかかった費用 ÷ コンバージョン数
例:広告費10万円で20件の購入があった場合のCPAは「100,000円 ÷ 20 = 5,000円」

集客施策にかかった費用:広告費やプロモーション費用など、顧客を獲得するために使った合計コスト

ROAS = 広告経由の売上 ÷ 広告費 × 100(%)
例:広告費10万円で50万円の売上があった場合のROASは「500,000円 ÷ 100,000円 × 100 = 500%」

広告経由の売上:広告を経由して発生した売上金額
広告費:その広告施策にかかった費用

なお継続性については、一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす総利益を示す「LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)」やリピート率といった指標も重視されています。また、以前に比べ広告の計測精度(アトリビューション)が変化しているため、CPAやROASだけでなく、売上全体に対する広告費の比率を示す「MER(マーケティング効率)」を全体指標として併用することも、戦略的な判断基準となっています。
とはいえ、まずは最初からすべてを追いかけようとせず、CVRとCPAに集中して、その上で明確な判断ルールを決めることをおすすめします。

結論指標に基づく集客対策についての簡易的なジャッジ方法

施策についてのジャッジ方法は、事業内容や規模、季節性、売上に対する考え方によって異なりますが、たとえばCVRの平均的な目安は、家電などの高単価商材で1〜2%、日用品で3〜4%、医薬品など購入目的が明確な商品では4〜5%程度と言われています。
また、CPAについては、たとえばGoogleリスティングの場合、約6,600円~9,600円程度と参考値を出しています。こうした数値を参考にしつつも一定期間施策を実施して、良い施策とそうでない施策を比較しながら、「施策を続ける/修正・強化する/やめる」などを判断しましょう。

これらの数字は、新しい施策に取り組む際の判断の目安にもなります。さらに、施策の数が増えてきたら流入元別に比較して、成果に大きな差がある場合は、効果の高い施策に集中投資することも有効です(ただし絞りすぎには注意)。

【顧客の段階別】ECサイトにおける集客戦略の立て方

それでは、実際に集客施策について取り上げていきましょう。世の中には本当にたくさんの集客施策が存在します。思いつくまま手当たり次第に実施すると、対象や効果が偏る可能性があるので、「顧客の段階」をイメージして網羅的に計画をたてることをおすすめします。
「まずはランディングページへの流入に集中する」など、あえて施策を絞る戦略もありますが、適切な投資額やタイミングなどを見極めるためにも、全体像を見極めることが大切です。
様々な切り口がありますが、顧客の段階は大まかに次のように分類することができます。

潜在顧客 ニーズはあるけれども、あなたが提供する商品やサービスを知らないお客様
見込み顧客 あなたが提供する商品やサービスを知っているけれど、購入に至っていないお客様
新規顧客 はじめて商品やサービスを購入したお客様
既存顧客 商品やサービスを何度か購入した経験のあるお客様
リピーター 商品やサービスを定期的に何度も購入しているお客様
ロイヤルカスタマー リピーターであるに加えて、インフルエンサー的な動きもしてくださるお客様

それぞれのステータスにあるお客様に次のステップに進んでもらうための方策として、集客施策を考えると、イメージしやすくなるでしょう。

ECサイトの集客施策では顧客の「接点と流れ」を最適化する

それぞれの顧客の段階に応じて、集客施策を考えるにあたっては「接点=どこで出会うか」と、いかに「流れ=態度変容・行動変容」を生み出すかを意識します。つまり、集客施策は“点”ではなく“線”で捉えることが重要となります。

そのためには次のようなことを意識して、施策を考えるとよいでしょう。

戦略的な施策設計のためのチェックポイント

ターゲットは誰か? 年齢・性別・ライフスタイル・課題
どの段階にいるか? 潜在/顕在/検討/購入済
どんな情報が必要か? 気づき/比較/安心/後押し
どこで接点を持つか? SNS/検索/広告/リアル
どんな導線とするか? 施策の連携

これらに対する施策を実現する機能として、ShopifyにはデフォルトでSEO機能やブログ機能、SNS連携機能などが用意されており、さらにもっと充実させたいならば、機能を強化するアプリが大量に用意されています。
つまり、Shopifyの標準機能とアプリ、外部連携ツールを組み合わせれば、集客施策を網羅的に設計・実施することができます。

Shopifyを活用した集客の具体策17選|フェーズ別の実践ガイド

それでは、前述のお客様の段階に則って「接点と流れ」を想像しつつ、次のようなステップごとに具体的にどのような施策があるのかを紹介しましょう。

  1. SEO/検索需要|ショップが発見される状態になっているか
  2. SNS/広告導線|外部で興味付け&クリックさせる設計があるか
  3. 直接誘導|訪問者が商品ページまで進んでいるか
  4. 売上につなげる|納得感・安心感を持たせているか
  5. リピーター施策|購買した人が再度来訪しているか

施策については、商品やサービスの内容、予算や売上規模、そして目的などに応じて選定します。ただし、それぞれ単独の施策とするのではなく、連携して全体設計を行うことで、導線を途切れさせることなく売上に貢献することが可能になります。

STEP1:SEO/GEO対策|ECサイトが発見される状態になっているか

「えっ、集客施策の第一ステップがコレ?」と思われる方も多いかもしれません。しかし、どんなに集客施策を実施したとしても、ECサイト自体が見つかりにくい状態では効果が半減します。たとえば、SNSや広告などで「ステキなお店がある」「好みの商品がある」と思っても、1回ではすぐに購入につながることは少ないと言われています。
Web広告やSNSなどを見て商品に興味を持ったあとに検索し、類似商品と比較した上で購入の決定に至る、という流れが普通です。そこでまずは、インターネット上で検索した際に見つけられやすくする施策に取り組みましょう。

施策1:SEO・SEM対策

検索エンジンを活用してECサイトへの集客を最大化するための施策です。SEOはキーワード選定や内部リンク構造の整理など、SEMは検索結果に広告を出して集客する施策でキーワード入札や広告文の最適化などが該当します。

施策2:GEO対策

ChatGPTやPerplexityなどのAI回答に引用されるための最適化です。単なるキーワード設定だけでなく、Shopifyのメタフィールドを活用した詳細な「構造化データ(Schema.org)」の実装や、訪問者の具体的な悩みに答える「Q&A(FAQ)コンテンツ」の拡充が不可欠です。AIがソースとして信頼しやすい「専門家の監修情報」をページ内に明示することも重要な施策となっています。

ECサイトで効果的なSEO対策について、こちらの資料でも詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

STEP2:SNS・広告導線|外部で興味付け&クリックさせる設計があるか

検索から「見つかる状態」を整えた次のステップは、まだ購入意欲が顕在化していない人に、存在を知ってもらい、興味を持ってもらうことです。つまり、ここで重要なのは、いきなり「買ってもらう」ことではなく、「気になる」「もう少し知りたい」と思ってもらう“入口”を用意することです。
そのためには、ターゲットが「集まる場所」で、興味を引くきっかけを作ることが必要です。たとえば、SNSや広告は、消費者がまだ商品の必要性を自覚できていない段階でも接触できるため、検索施策だけでは拾いきれない層にリーチできるのが強みです。

施策3:SNS(オーガニック投稿・広告)

InstagramやX、Facebook、YouTube、Tiktokなど、SNSで商品やブランドの世界観・価値を伝えるコンテンツをアップし、フォロワーを増やしながら関係性を構築する施策です。商品紹介だけでなく、利用シーン・課題解決の具体例、商品が生まれた背景やストーリー、よくある悩みへの共感・気づき、Before/After、比較コンテンツなど工夫しながら情報を提供していきます。
ここでのゴールは「いいね」や「フォロー」だけではなく、「このブランド、覚えておこう」「必要になったら見に行こう」と思ってもらうことです。

施策4:インフルエンサーの活用

ブランドからの発信だけでは届きにくい層に「第三者の言葉」で価値を伝える施策です。人選にはフォロワー数よりも、「想定する顧客と近い人」で「利用シーンが具体的に伝わる」「レビューや体験談が自然に語れる」といった「人に伝えることが上手い人」がポイントです。第三者の視点が入ることで「売り込み感」が薄れ、検索・比較フェーズへの移行がスムーズになります。
できれば、自社製品の純粋なファンとしてインフルエンサーをつくることが理想的ですが、対象者に対価を払って依頼することも可能です。

ただし、投稿内には必ず「PR」や「広告」の明示が必要です。単なるハッシュタグ表記だけでなく、InstagramやYouTubeなどの「タイアップ投稿ラベル」機能を正しく使用することが、ブランドの信頼性を守り、アカウント停止リスクを避けるための必須条件となっています。

TikTok Shop連携による販売チャネルの拡大

新たな販売チャネルとして注目が集まっているTikTok Shopは、Shopifyとシームレスに連携することが可能です。TikTok内で商品の発見から決済まで完結できるこの仕組みは、消費者の購買意欲を熱いうちに刈り取る「ソーシャルコマース」の核となります。Shopifyを基盤にすることで、TikTok上の在庫や注文情報の一元管理も可能になり、運営負荷を最小限に抑えながら爆発的な流入を売上に変えることができます。この高度な連携を実現するには、AfterShipのような外部サービスとの適切なコネクトも欠かせません。
ECプラットフォームのShopifyとTikTok Shopをシームレスに連携する「AfterShip」のメリットや活用方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

施策5:リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索キーワードに連動し、検索結果に表示される広告です。検索するということは、既に課題やニーズが明確であると推測され、そうした消費者に対してピンポイントでアプローチできるのが最大の強みです。ポイントは、「キーワード選定×広告文×遷移先ページ」が正確に関連し、課題やニーズに応えうるものになっていること。これが噛み合っていないと、クリック時に費用が発生するだけで、売上につながりません。

また「売りたいキーワード」ではなく「探されているキーワード」を起点に考えることが大切です。しっかりと売上につなげるためには、「誰向けか」を明確にする、遷移先ページと広告内容を一致させるといった工夫や、商品ページに直行させるだけではなく、比較・解説記事や特集ページなどを経由させる設計も有効です。

施策6:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上などに表示される画像・動画広告で、です。リスティング広告と異なり、まだ該当の商品やブランドと接触していない層にもアプローチできるため、いきなり購入を促すような情報量の多い訴求をするより、「気づき」や「共感」を生むメッセージ設計が重要となります。これまで紹介してきたブログ記事や特集ページと組み合わせて、気づき→興味→理解→検索・比較という自然な検討プロセスを作ることが重要です。

なおメディアによってはかなり高額になることもあり、出稿先の選定やクリエイティブ制作などには専門家の力を借りることが望ましいでしょう。

STEP3:直接誘導|商品ページへの効果的な誘導を図る

STEP2で興味を持ってもらう接点をつくったら、次のステップは「商品ページへ自然に導く導線」を整えることです。どれだけSNSや広告で興味を持ってもらえても、商品ページに到達してもらえなければ、購入検討のステージに進むことはありません。ここで重要なのは「押し売り感のない自然な誘導」と「訪問者が知りたい情報に迷わず辿り着ける設計」です。

ECサイトの構成や遷移などに工夫を凝らすことはもちろんですが、集客施策としてECサイトの外側で工夫をすることで、商品へ効果的に誘導することも可能になります。

施策7:ランディングページ(LP)

SNSや広告などから流入してきた人に“専用の受け皿をつくる”ことで、より効果的に購入へ誘導します。つまり、LPの役割は、何らかの興味や課題をもって来た顧客に「この商品(またはブランド)は自分に関係がある」と確信してもらい、自然に購入へ進んでもらうことです。

そこで、LPには商品が必要な理由や特徴、実績、レビュー、そしてCTA(行動喚起)という流れを一枚で完結できる情報を掲載します。特に流入元が明確な施策では、広告の訴求内容とLPのメッセージを一致させ、訪問者の関心に合わせた専用ページを作ることで効果を発揮します。
ShopifyでLPを作る方法やページ作りに役立つアプリについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

施策8:Google Merchant Center

Google Merchant Centerは、商品データをGoogleに登録することで、「商品画像+価格+在庫」という“購買直結型の情報”をGoogle内に無料で掲載できる仕組みです。具体的には、Google検索のショッピング枠への商品情報表示のほか、無料リスティングによる自然流入、YouTube視聴中の商品カード表示などが可能になります。商品データを自動連携し、更新の手間も削減できるのでやらない手はありません。

特にShopifyでは、公式アプリを使うことで商品フィードの自動同期が可能になり、広告運用の効率化と露出拡大を同時に実現できます。 検索意図が明確な訪問者に対して、商品ページへの“最短ルート”を提供する施策です。

STEP4:売上につなげる|購入意欲を高めるための情報提供

広告やSNS、LPなどを経てターゲットがECサイトに到達した時点で、すでに一定の興味は持っています。しかし、「本当に自分に合っているか」「失敗しないか」という不安が残っている限り、購入には至りません。そこで重要になるのが、納得感と安心感を与える情報設計です。この施策が顧客にとっての初接点となることもあるので、それも踏まえて丁寧な情報提供を心がけるようにしましょう。

施策9:ブログ運営

商品やブランドに興味を持った消費者でも、すぐに購入せず、「本当に自分に合っているか」「他と比べてどう違うのか」といったことを様々な情報から吟味します。SNSでは端的な情報発信しかできないことが多く、もっと深堀りしたいと考える人もいるため、その「受け皿」となるコンテンツとして、ブログはとても重要な役割を担います。つまり、「興味を持った人が、次に読む場所」として準備するわけです。

テーマとしては施策3で紹介したSNSと同様のものが想定されますが、SNSよりも深くしっかりとした内容であることが求められます。また直接ブログに来る人も想定されるため、SEO/GEO対策もしっかりと意識しましょう。Shopifyの標準AI機能である「Shopify Magic」を活用すれば、商品データからブログのドラフトを数秒で生成可能です。AIで効率化したリソースを、人間にしか書けない「商品のこだわり」や「ストーリー」のブラッシュアップに充てるのがポイントです。

ShopifyのAIについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

施策10:レビューサイト・UGC対策

消費者は興味を持った後に、必ずと言っていいほど「第三者の評価」を確認します。そのため、レビューサイトや比較メディアでの情報整備は、ECサイト外での重要な集客接点になります。たとえば、「価格.com」や「@cosme」などの専門レビューサイト、比較・ランキング系のメディア、個人ブログやYouTubeレビュー、SNSでのUGC(ユーザー生成コンテンツ)などが該当します。
これらは、ブランド側が直接コントロールしにくい領域ですが、“検索→比較→商品ページ”という自然な導線をつくる上で欠かせません。

一方で、レビュー施策は運用を誤ると法令違反につながりやすい領域でもあります。高評価を条件とした投稿依頼や、インセンティブ提供の事実を開示しないレビュー掲載、内容の恣意的な選別・改変などは認められていません。また、レビューやUGCを商品ページや広告に二次利用する場合は、事業者表現として各種法令(景品表示法、商材によっては薬機法等)の適用対象となる点にも注意が必要です。

その前提を踏まえたうえで、効果的な対策としては、正確な商品情報・画像を提供し誤情報を防ぐことに加え、購入後メール等でレビュー投稿を案内し、評価内容を限定しない形で率直な声を継続的に集めることが挙げられます。
また、低評価レビューには誠実に対応し改善点を明示する、比較メディア向けに特徴・強み・差別化ポイントを整理して提供する、投稿者の許諾を得た顧客の声のみを適切に活用するなどの取り組みも有効です。レビューサイトは“信頼の外部証明”となり、商品ページへの誘導とCVR向上の両方に寄与します。

Shopifyアプリを活用することで、ECサイトに手軽にレビュー機能を追加できます。おすすめのShopifyアプリについて詳しく解説していますので、こちらの記事も併せてご覧ください。

STEP5:リピーター施策|既存顧客の再購入を促進

「集客」というと、どうしても新規顧客の獲得に目が向きがちですが、既に購入経験のある顧客を再び呼び戻す集客施策もぜひ実施しましょう。新規客の集客よりも費用対効果が高く、中長期的にLTV(顧客生涯価値)を伸ばす上でも非常に重要です。購入後の関係性を育てながら、再訪・再購入につなげるための集客施策を紹介します。

施策11:メールマーケティング

メールは開封率・到達率ともに安定しており、購入後の顧客に対して、再訪のきっかけをつくる施策として有効です。「必要な時で思い出してもらう」手段とするために、タイミングに合わせてパーソナライズされた情報を届けることが、効果をあげるためのコツになります。たとえば、下記のようなメールが該当します。

  • 購入後のフォローアップメール(使い方・レビュー依頼など)
  • 関連商品のレコメンドメール
  • 購入履歴に基づく再購入提案(消耗品など)
  • 誕生日・記念日などのタイミングでの特別オファー

公式アプリも手軽に使える良い方法ですが、Dot digitalのようなさらに高機能のツールアプリを使えば、顧客の行動データに基づいた自動配信が可能になり、効果的な運用ができます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

施策12:メルマガ

メールマーケティングが「個別対応」だとすれば、メルマガは「全体への定期的な情報発信」です。 ブランドの世界観や新商品、キャンペーン情報などを定期的に届けることで興味や関心を保ち、「忘れられない存在」になることを意識しましょう。たとえば、次のような内容が該当します。

  • 新商品の案内
  • 季節の特集・コラム
  • 限定キャンペーン・先行販売情報
  • スタッフのおすすめ・裏話などの読み物コンテンツ

ただし、こうした内容を定期的に作成するのはなかなか難しいもの。ブログなどのコンテンツを引用し、テンプレートを活用して効率的に運用するとよいでしょう。さらに開封率やクリック率を分析しながら、改善を重ねることも大切です。

Shopifyでメルマガ施策を効率よく実施する方法や、効果を出すためのポイントについて、こちらの記事をご覧ください。

施策13:クーポン・キャンペーン施策

再訪のきっかけとして、「今買う理由」をつくるのがクーポンやキャンペーン施策です。 特にリピーターには、「前回の購入体験が良かったから、また買いたい」という心理があるため、少しの後押しで再購入につながります。たとえば、具体的なテーマには下記のようなものがあります。

  • 誕生日・記念日クーポン
  • リピーター限定クーポン
  • ポイント制度(購入ごとに貯まる)
  • セット割・まとめ買いキャンペーン

標準機能でも施策は可能ですが、アプリを活用すればポイントやランク制度を導入して、継続的な関係性を構築できます。
BiNDecのShopifyアプリ「BiNDec|ポイント」の導入で、利用期間や商品・顧客ごとの付与率を細かく設定できるポイントサービスを開始できます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

施策14:リスト登録(お気に入り・ウィッシュリスト・再入荷通知)

「今は買わないけれど、気になっている」訪問者に対して、再訪のきっかけを残しておく”プル型”の集客施策です。 リスト登録は、訪問者自身が“買う可能性がある”と意思表示している状態なので、非常に高い再訪率が期待できます。

  • お気に入り登録 → 後日リマインド
  • ウィッシュリスト → シェア機能で拡散も可能
  • 再入荷通知 → 在庫復活時に自動メール送信
  • セール通知 → 値下げ時にアラート

BiNDecの「BiNDec|再入荷通知」の導入で、商品が再入荷した時にメールやLINEで通知を行えるようになります。「買いたいタイミングで思い出してもらう」仕組みを整えましょう。

施策15:リターゲティング広告

一度ECサイトを訪れた方に対して、外部メディア上で広告を再表示する施策です。 「気になっていたけど買わなかった」「忘れていた」訪問者に対して、再訪のきっかけをつくることができます。

  • 商品閲覧履歴に基づく広告表示
  • カート放棄への再アプローチ
  • 関連商品の提案広告
  • 動画広告でのブランド再認知

公式アプリ・アプリを使えば、Shopifyと広告プラットフォームを連携し、リターゲティングを自動化できます。 広告費を最小限に抑えながら、再訪率を高めることが可能です。

ネット以外、オフラインでの集客も忘れずに!

ECはオンラインで完結するビジネスに見えますが、実はオフラインでの接点づくりが集客にも大きく貢献します。 特に、SNSや広告だけでは届きにくい層に対して、リアルな場での体験や接触は強力な“記憶のフック”になるので、できるところからはじめましょう。また、オンラインとオフラインを組み合わせることで相乗効果が高まるため、両者を繋ぐ接点・導線を工夫してみましょう。

施策16:チラシ、ショップカード

チラシやショップカードは、リアルの場でブランドを思い出してもらうための“持ち帰れる接点”です。 特に、地域密着型のビジネスや、実店舗・イベント・ポップアップと相性が良く、ECへの導線としても機能します。物理的に手元に残るため、後から思い出してのアクセスも期待できます。そのために、たとえば、次のような工夫ポイントがあります。

  • QRコードでECサイトやSNSへ誘導 → スマホで読み取るだけでアクセスできるためアクションしやすい
  • ブランドの世界観を視覚的に伝える → 紙の質感・デザインがブランド印象を強める
  • 特典付きカードで再訪を促す → 初回限定クーポン、フォロー特典など
  • 配布場所を戦略的に選ぶ → カフェ、サロン、イベント会場、協業店舗など“ターゲットが集まる場所”に置く

施策17:ポップアップショップ

ポップアップショップは、オンラインでは伝えきれない体験価値を提供できる施策です。 実際に商品を手に取ってもらったり、スタッフと会話したりすることで、ブランドの世界観を体感してもらい、強いファン化へとつなげます。

また、SNS投稿のきっかけになることもあるので、そうしたトリガーを用意しておくとよいでしょう。もちろん施策17のショップカードなども用意してECサイトへの来訪を待つだけでなく、購入者へのフォローアップメールや特典配布などプッシュでの集客施策にも組み込みましょう。

他にも、雑誌やフリーペーパー、リアル店舗などとのコラボ、展示会や見本市などの出展など、オフライン施策にも様々な手法があります。いずれもQRコードやLINE、SNSなどと必ず連携させ、できるかぎりデータ取得を行うなど、オンラインとつなぐことが大切です。

集客施策の効果アップには、戦略的な施策設計・効率化が必須

様々な集客施策を紹介しましたが、手当たり次第にトライしていては、膨大なコストと時間がかかります。冒頭で紹介したように、効率的に集客施策を実施するには、「誰に、何を、どのタイミングで届けるか」を明確にした上で、施策を選び、設計していく必要があります。繰り返しますが、集客施策は“点”ではなく“線”で捉えること”が重要です。
とはいえ、そうした戦略的な施策を設計するのはなかなか面倒なもの。また、その実装においても、Shopifyの標準機能、公式アプリ、外部連携アプリなどをどう組み合わせて使えばいいのか、判断が難しいこともあるでしょう。そこで、業界のベストプラティクスやベーシックな設定などを熟知し、プロの手を借りることも検討してみてください。

Shopifyでの集客戦略・施策設計はBiNDecにご相談ください

Shopify集客は、単発の施策(点)ではなく、顧客の行動に合わせた一連の流れ(線)で設計することが成功の近道です。しかし、数あるアプリや広告手法の中から自社に最適なものを選び抜くのは、容易ではありません。
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POINT

  • 集客は点ではなく「線」で捉え、顧客のフェーズに合わせた接点と導線を最適化することが成功の鍵
  • Shopifyの標準機能とアプリを連携し、SEOからSNS、広告、リピーター対策まで網羅
  • 2026年最新のAI・GEO対策を反映し、CVRやCPA等の結論指標で施策の成否を判断する