Shopifyからのデータを物流側の必要情報に合わせて抽出すことは可能なのでしょうか?
今回紹介するShopifyアプリ「EZ Exporter」は、Shopifyからエクスポートする受注データを、インポート先に合わせて柔軟に生成することができます。またEZ Exporterではエクスポートデータごとのプリセット設定や自動更新の設定が可能でファイルを手動で編集する時間を大幅に節約することができる柔軟性のあるアプリなのです。
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Shopifyのデータの柔軟なエクスポートやカスタマイズが自由にできるアプリ「EZ Exporter」
EZ Exporterでは注文や顧客情報などのデータをCSV、TSV、TXT、Excel(XLSまたはXLSX)の形式で簡単にエクスポートすることができます。
データは単体および複数のデータのエクスポート範囲を指定や、必要に応じてカラムの並び替えや条件付きのロジック、高度なフィルターなどのカスタマイズが行えるほか、エクスポートデータのレポートの自動化を行うことも可能です。
EメールやFTP、SFTP(SSH)、Dropbox、GoogleDrive、Google Spread sheet、Amazon S3(AWS)を介して15分ごとや1時間、毎日、毎週、または毎月など希望する頻度でデータの自動更新のスケジュールを組むことができます。
さらにEZ Exporterでは異なる複数のエクスポートプリセットの設定やエクスポートファイルごとの更新スケジュールの作成も可能です。会計ソフトやドロップシッパーまたは3PLプロバイダーごと、GoogleやFacebookへデータをフィードなどShopifyのデータをエクスポートする先に合わせてエクスポートファイルの形式やスケジュールなどをカスタマイズすることができます。
EZ Exporterの主な機能
EZ Exporterでは主に以下のような機能が利用できます。
- カスタマイズ性の高いエクスポートテンプレート
- 異なる形式のファイルをエクスポート(CSV、TSV、TXT、Excel(XLSまたはXLSX))
- 設定の異なる複数のエクスポートプリセットの作成
- 更新スケジュール設定(レポート更新の自動化)
- Google Spread sheetとの統合(Google Spread sheetにデータを直接送信)
- サマリーレポートの作成(データをグループ化して集計)
EZ Exporterでエクスポートできるデータ
EZ Exporterでは以下のデータをShopifyからエクスポートすることが可能です。
- 注文情報(バーコード、商品ハンドル(URLに表示させる商品名)、商品のバリエーション、商品画像のURL、残り在庫数など)
- 下書き注文
- 不正注文(不正注文解析とShopifyからの推奨対策など)
- フルフィルメント(配達日や発注状況など)
- 取引内容(認証コードや支払い情報など)
- カート属性(cart.attributes)
- ラインアイテムのプロパティ(line_item.properties)
- 払い戻し
- 割引
- 顧客情報
- 製品のバリエーション
- 製品コスト/COGS(売上原価)
- UTMパラメーター
- コレクション
- 在庫(複数拠点可)
- メタフィールド
- Infinite Options、Bold Product Options、Metafields Editorなどのアプリによって生成されたデータ
エクスポートデータのカスタマイズ
またEZ Exporterではオプション追加により以下のようなエクスポートデータのカスタマイズが行えます。
- カスタムフィールド(独自のStatic変数を使用、またはその他のフィールドと組み合わて使用)
- 集計フィールド(プログラミング言語Pythonを使用してExcelでの算術演算子、文字列演算子、関数、条件式をサポート)
- メタフィールド
- 高度なカスタムフィルター
- その他の追加オプション
EZ Exporterの料金プラン
EZ ExporterにはSTANDARD、ADVANCED、PREMIUMの3つの異なる料金プランがあります。それぞれ機能も異なりますので詳しくはEZ Exporterをご覧ください。
STANDARD | 29.95ドル/月 |
---|---|
ADVANCED | 49.95ドル/月 |
PREMIUM | 119.95ドル/月 |
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EZ Exporterならどんなデータのエクスポートにも柔軟に対応できる
EZ Exporterは複数の異なる場所へデータを共有する際、それらを手動で行う日常作業の大幅な時間短縮に役立ちます。
また EZ Exporterはエクスポートデータのカスタマイズ性の自由度が高く、外部のデータベースや委託業者などへデータ共有する際、ファイルをダンプして手動でフィルターをかけるなどの手間を短縮することにも役立ちます。
データ管理する際、複数の形式でのデータのエクスポートに手を焼いていると言うのなら、ぜひEZ Exporterの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
なお、株式会社ウェブライフでは、Shopifyを利用したECサイト構築から運用までフォローする法人向けサービス「BiNDec」を提供しています。Shopify Plusパートナーの認定業者として、最適な運用戦略の提案も可能です。
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