Shopifyの使い方を7つのSTEPで徹底解説!プランごとの費用や選び方

簡単にECサイトの作成が可能なShopifyが注目を集めています。しかし、Webサイト作成の経験がなければ、スムーズにECサイトを作成できるか心配になるかもしれません。

この記事では、ECサイトの作成を検討する企業や担当者に向け、ShopifyでECサイトを作成する方法を解説します。Shopifyの利用料金やプランの選び方も解説しています。ぜひお役立てください。

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Shopifyとは

Shopify(ショッピファイ)は、ECプラットフォームです。ECプラットフォームとは、ECサイトを構築するためのサービスです。

Shopifyは2004年にカナダで誕生しました。Shopifyは初期費用が不要で、プランに応じて利用料金が変わります。コストを抑えてECサイトを構築できるとして、数々の企業がShopifyに注目しています。
Shopify|世界で注目されているECシステム構築プラットフォーム

Shopifyの費用

Shopifyの月額利用料金は、プランによって変わります。月額利用料金は、ベーシックプランは33USドル(約4,289円)、スタンダードプランは92USドル(約11,959円)、プレミアムプランは399USドル(約51,865円)です。

年間契約すると月契約よりも25%の割引されるので、1月あたりの利用料金はベーシックプランは25USドル(約3,249円)、スタンダードプランは69USドル(約8,969円)、プレミアムプランは299USドル(約38,866円)です。
※日本円については、2023年1月27日現在の為替相場(1USドルあたり約130円)をもとに計算しています。

Shopifyのプランを選ぶときのポイント

ECサイトに関する知識量や、実店舗の有無などにより選ぶべきプランは変わります。Shopifyにおけるプランの選び方を解説します。
ECの規模に合わせて3つのプランから選べる
※参考:初心者から大企業まで、皆さまに合うプランをご用意しました。|Shopify Japan 株式会社

ベーシックプランの選び方

「これからECサイトに挑戦する」「ECサイトに取り組みだしたばかり」という場合には、ベーシックプランがおすすめです。ベーシックプランの取引額目安は、月商500万円以下です。

もっとも割安なプランですが、ECサイトの構築や運営に必要な機能はそろっています。ただし、スタッフアカウント数がふたつのみであるため、ECサイトの規模によっては、ベーシックプランでは対応できないかもしれません。

いつでもプランのアップグレードは可能なため、どのプランがよいかわからないときは、ひとまずベーシックプランを選択するという手もあります。

スタンダートプランの選び方

「複数のメンバーでECサイトの運営をしたい」「実店舗がある」という場合には、スタンダードプランがおすすめです。スタンダードプランの取引額目安は、月商5,000万円以下です。「ある程度規模が大きいECサイトを運営したい」「複数のスタッフを登録したい」と考えているのであれば、スタンダードプランを契約しましょう。

スタンダードプランでは、スタッフアカウント数を5つまで登録できます。また、スタンダードプランから、ストア分析に使えるレポート機能を使用可能です。

プレミアムプランの選び方

「大規模な売上が維持できている」「ECサイトの運営を効率化したい」という場合には、プレミアムプランがおすすめです。プレミアムプランの取引額目安は、月商5,000万円以上です。

プレミアムプランは、マーケティングに役立つ機能が充実しています。基本的なECサイトの運営ができている場合は、プレミアムプランの機能でマーケティングを強化しましょう。プレミアムプランのレポート機能では、流入経路の分析や、リピート顧客の抽出などが可能です。

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Shopifyの使い方7STEP

契約するプランが決まったら、いよいよShopifyに登録しましょう。Shopifyの使い方について、順を追って紹介します。

テンプレートを使うとすぐにサイトを開設できる
参考:【Shopifyの使い方】ネットショップ開設:基本設定編|Shopify Japan 株式会社

【STEP1】登録する

Shopifyにアクセスし、「ショップを開設する」をクリックします。続いて、パスワード・ストアの名前・ストアのURLを登録します。ストア名は、後から変更可能です。ストアのURLは、ログインの際にも利用するため、忘れないようにメモして保管しておきましょう。

続いて、簡単なアンケートに回答し、担当者または自身の情報を入力します。名前・住所・電話番号での入力は必須です。

【STEP2】サイトをデザインする

管理画面の「テーマをカスタマイズする」からテーマを選択しましょう。テーマは、無料・有料含めさまざまです。テーマを選んだら、「テーマエディタ」から画像や文字を追加します。

「セクションを追加」を選ぶと、好きなセクションを設置できます。ドラッグで順番の入れ替えもできるので、魅力的なデザインに仕上げましょう。デザインは、ECサイトの雰囲気を決める重要な項目です。どのようなECサイトを作るかイメージを固めてから取り組んでください。

なお、専門的な知識がないとShopifyのカスタマイズは困難です。適した人材に心当たりがなければ、Shopifyに精通した制作会社や、システム会社への外注も検討しましょう。

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【STEP3】商品を登録する

管理画面の「商品管理」内から「すべての商品」をクリックします。商品登録画面で、タイトルに商品名、説明に商品説明を入力します。

商品をよりアピールするために、商品説明を装飾しましょう。HTMLがわからない場合でも、アイコンをクリックすると簡単に装飾が可能です。続いて、「画像欄」には商品画像、「価格欄」には商品価格を入力します。商品画像は複数枚登録可能なため、商品の特徴や魅力がよく伝わるよう設定してください。

「在庫欄」には、SKU(在庫保管単位)とバーコードを入力します。「配送欄」では、配送方法を設定します。一般的な物販であれば、「配送が必要な商品です」にチェックを入れましょう。最後に、「商品を保存する」をクリックすると、商品登録が完了します。

【STEP4】コレクションを作成する

コレクションとは、商品をカテゴライズできる機能です。ジャンルやブランド、色など、さまざまな観点でコレクションを作成しましょう。

管理画面の「設定」から「商品管理」「コレクション」「コレクションを作成する」の順にクリックします。コレクションは、手動と自動のいずれかで作成可能です。

手動の場合は、商品ごとにコレクションを設定します。自動化を選択すると、タグ・カテゴリー・価格などの条件を任意で指定でき、商品が自動的に分類されます。設定を済ませたら「保存する」をクリックし、保存しましょう。

【STEP5】ページを作成する

Shopifyでは、ブランドの紹介・問合せ・特定商取引法などのページも自由に作成できます。管理画面の「設定」から「オンラインストア」「ページ」「ページ追加」の順でクリックし、タイトルとコンテンツの詳細を入力します。「保存」をクリックすると、ページ作成が完了します。

なお、問合せページを作成する場合は、「ページ追加」画面の右側にある「テンプレート」で「page.contact」を選択しましょう。

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【STEP6】送料の設定をする

管理画面の「設定」から「配送」をクリックすると、送料を設定できます。「発送元」欄に、発送元の住所を設定してください。初期設定では、【STEP1】で登録した住所が入力されています。「配送エリア」欄では、配送エリアや送料に関わる設定を実施します。

「パッケージ」欄では、出荷に使う箱のサイズや重さの設定が可能です。「明細書」欄では、明細書のカスタマイズができます。Shopifyにあらかじめ登録されているテンプレートをベースに、ロゴや英字表記の部分を変更しましょう。

【STEP7】決済方法を設定する

管理画面の「設定」から「決済方法」をクリックして決済方法を設定しましょう。Shopifyペイメント(クレジットカード決済)と、PayPal (ペイパル)は、あらかじめShopifyに登録されています。ほかに登録したい決済方法があれば、手動で追加してください。

Shopifyで使える決済方法は、以下のとおりです。

  • Shopify ペイメント
  • Shop Pay
  • PayPal
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Amazon Pay
  • KOMOJU
  • Paidy
  • 2Checkout
  • CyberSource
  • BitPay
  • GMOイプシロン
  • SBペイメントサービス
  • 携帯キャリア決済

各種クレジットのほか、様々な電子マネーによる決済が可能
参考:【保存版】Shopifyで使える決済サービスをご紹介|Shopify Japan 株式会社

使い方が難しい・作る時間がない人におすすめの方法

「Shopifyの使い方を難しく感じる」「ECサイトを作成する時間を捻出できない」と感じる人もいるかもしれません。自信がない場合は、Shopifyに精通した制作会社やシステム会社にECサイトの開設を外注しましょう。

Shopifyに精通した制作会社やシステム会社には、豊富なECサイト制作経験があります。自社で取り組むよりも、制作会社やシステム会社に外注したほうが、ハイクオリティなECサイトを構築できます。

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低コストで手軽にECサイトを構築できるShopifyに、さまざまな企業が注目しています。自社でShopifyの構築が難しければ、ECサイト開設の外注がおすすめです。

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