SBペイメントサービスがAlipay(アリペイ)決済をShopifyに追加

Shopifyの決済代行サービスSBペイメントサービス(以下SBPS)が先月、中国の決済システムAlipay(アリペイ)決済をShopifyのマルチ決済に追加しました。

今回のSBPSのアリペイ決済の追加は、中国市場に目を向けるマーチャントにとって朗報となるでしょう。

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アジアを代表するオンライン決済プラットフォームAlipay(アリペイ)とは?

Alipayとは、中国のアリババ・グループが提供するキャッシュレス決済システムです。キャッシュレス化の進む中国においては、利用者数は10億人を超える東アジアで最も利用されている決済サービスです。

中国では一般的な決済手段であるAlipayは、ECサイトでのオンライン決済だけでなく実店舗でも利用可能です。

中国人旅行客の多くは海外でもモバイル決済を利用することが多く、海外では日本をはじめ複数の国や地域において中国人向けの決済サービスとして提供されています。とくに訪日中国人が多い日本では、Alipayを導入する店舗数が2019年の時点で30万店舗を超えています。

Alipay導入は、中国国内のお客様への越境ECストア販売&訪日中国人への実店舗販売の両方での決済手段の提供を可能にします。

SBPSでは中国国内の海外商品の購買ニーズの増加に早急な対応をした

ShopifyでSBPSを導入するマーチャントはこれまでにもクレジットカード決済、ウォレット決済(PayPay、楽天ペイ)、キャリア決済等の決済手段をまとめてストアへの導入が可能でした。これにAlipay決済が追加されたことで日本向けの決済のみではなく、中国ユーザー向けの決済の導入が可能となりました。

近年では中国国内からの海外商品購買のニーズが増加しており、SBPSではそんなマーケット需要からAlipayを利用できる決済手段の一つとしていち早く組み込み、従来の日本国内向けの決済手段と同様に導入できるサービスとして提供を開始しました。

日本国内のパートナー決済でAlipayが利用可能になるのは今回が初めてで、中国への越境ECを考えているマーチャントにとって中国市場への参入が容易となります。

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SBペイメントサービスで利用可能な決済手段とは?

SBPSでは、昨年2020年だけでも4つの決済手段を追加しており、今後もその勢いを止めることなく決済手段の充実化を促進していくことが予想されます。決済方法の充実は、ユーザーの利用したい決済がないことによる購買の機会損失を防止し、売上拡大へと繋げる効果に期待できます。

SBペイメントサービスで利用可能な決済手段の一覧

ShopifyがAlipayとパートナーシップを結んだが日本での利用可能時期は未定

SBPSでは2020年内だけで、ウォレット決済(PayPay)、コンビニ決済、キャリア決済などの日本国内向けの決済手段のShopifyへの導入を進めてきましたが、その年内最後のリリースとして中国ユーザー向けの決済Alipayの提供へと踏み切りました。

Alipay自体も、昨年の2020年11月にShopifyとパートナーシップを結んだというリリースがあり、すでに米国のShopifyではShopifyで直接のAlipay決済の利用を開始しています。

日本ではSBPSが一足先にAlipay決済に追加する形となりましたが、決済の利便性が良くなることでShopifyを利用するマーチャントがより広いユーザーにアクセスすることができることに期待が持てるでしょう。

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