ECサイトで定期購入を導入する事例が増えています。その理由はリピートユーザーの獲得や、ディスカウントをすることによる売上向上が期待できるからです。
Shopify(ショッピファイ)で構築したECサイトでも定期購入機能の要望が増えています。この記事では、ShopifyのECに定期購入を導入したい事業者や制作会社向けに定期購入導入のおすすめアプリを紹介していきます。
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Shopify標準機能での定期購入
2024年2月1日に「Shopify Editions」にて、Shopifyの標準機能で定期購入サービスができる「Shopify Subscriptions」が完全リリースされました。
ただし、サードパーティ製の定期購入アプリらと比較すると、現状ではまだ機能不足であることも否定できません。そこで登場するのが「ReCharge」です。
「Shopify Subscriptions」についても解説された「Shopify Editions」について詳しくは下記をご覧ください。
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定期購入アプリ ReChargeとは
アメリカ企業が開発した「Recharge Subscriptions」は、定期購入アプリの中でも歴史が長く、世界中のShopifyのECサイトに利用されているShopify Plusの公式アプリであり、互換性の良さから何千店舗もの導入実績があります。
ただし、現時点では日本語対応がないため、日本のECサイトへ導入するには少々ハードルが高いかもしれません。
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ReChargeの基本機能
ReChargeは定期購入用に新たに商品登録をする必要はなく、既存商品に対して定期購入の設定ができるので既にオープンしているECサイトでもスムーズにサブスクサービスを導入できます。
ReChargeの導入を検討したい方のために、公式ページに書かれている内容を解説していきますので参考にしてみてください。
基本機能
基本機能の特徴を管理画面側とユーザー側でまとめると以下の通りです。
管理画面側 | ・チェックアウト画面はすべてアプリ側のURLになる ・チェックアウト画面はcssにより完全なデザインカスタマイズ可能 ・お客様情報と注文情報はShopifyと自動連携できる ・定期購入全額前払いの場合の値引き設定可能 ・定期購入の期間設定可能 ・Stripe、Apple Pay、PayPalに対応 ・既存の顧客を無料で一括インポート可能 ・商品が在庫切れになった場合は保留にし、EC運用者に通知 ・更新したクレジットカード情報の取得・更新の督促を行う ・Stripeと連携し期限切れクレジットカードの更新を行う |
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ユーザー側 | ・ユーザーはサイト上で定期購入の管理(継続、停止など)が可能 ・通常品と定期購入品の同時決済可能 ・購入のスキップ、再スケジュール可能 ・特定の曜日、または日にちに請求書を送信 |
出荷日と納期の設定や在庫予測の機能も備わっているため、売り上げ予測が立てやすい点はECサイトにとって大きなメリットでしょう。
顧客も会員ページでも自由にペースや支払いタイミングの設定を管理できるため、ライフスタイルに合わないスパンでの定期購入をさせられるといった定期購入ならではの不信感を軽減できる点も魅力的です。
定期購買を開始するときに押さえておきたい成功のコツはこちらをご覧ください。
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ReChargeに用意されたShopifyアプリ2つの料金
ReChargeには「STANDARD」と「PRO」の2プランがあります。
プラン | 価格 |
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STANDARD | $99/月 (追加して、取引ごとに1.25%+19¢) |
PRO | $499/月 (追加して、取引ごとに1%+19¢) |
Proプランには、基本機能に加え、分析強化や会員ページのUIカスタマイズ、Slack上での開発者のサポートなどの機能が使用できます。また、30日間のトライアルも実施されているのでまずは試してみるのも良いでしょう。
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日本のECサイト運営者が注意したいReChargeの決済プロバイダー
決済はShopify Paymentを利用しているECサイトであれば決済プロバイダーStripeを利用しているので問題ありません。
しかしveritransは対応していないので、GMOペイメントなどを使用しているECサイトは要注意です。GMOイプシロン株式会社が提供する「イプシロン」を利用すればどうにか連携はできそうですが、確認が必要です。
利用可能な決済プロバイダー
- Stripe
- BrainTree
- Authorize.net
また、日本の軽減税率への対応も難しいためその点も注意が必要でしょう。
ReChargeを活用して、ShopifyのECサイトに定期購入サービスを導入しよう
定期購入は安定した売上確保や、顧客接点をリテンションする大事な販売方法になってきました。アメリカではコーヒー販売には必ずといってよいほど導入しています。
冒頭でお伝えしたように、定期的に消費する食品や化粧品のサイトにはとても有効な販売方法です。農家さんや漁港から旬な食材を毎月おまかせで届けるような販売も可能になります。
Shopify公認の構築・運用支援企業であるShopify PlusパートナーのBiNDecでは、これまでの多数のShopifyによるECサイトについて、様々な売上アップ施策を提案し実行してきました。いわゆる伴走型で、効果も共に共有しながら、売上アップに貢献します。ReChargeの導入に関してもサポート可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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