Shopifyのサーバーが優れている理由は?安全性と処理能力の高さを徹底解説

ECサイトの運営で重要なのは何でしょうか。「ユーザビリティの高いサイト設計」「顧客が安全でストレスなく購入できるチェックアウト」など、多数挙げられます。ですが、これら直接顧客が接する部分が問題なく利用するためには、裏でサーバーが順調に稼働している必要があります。

この記事では、Shopifyで提供しているサーバーが、ECサイトの運営に問題がない能力を有しているかどうかを、ご紹介します。ECサイト構築にどのようなプラットフォームを利用しようか迷っている際は、ぜひ参考にしてください。

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ECサイトに利用するサーバーの必要条件

まず、ECサイトの運営に利用するサーバーには、どのような条件が求められているのでしょうか?どういう理由でどのような条件をクリアする必要があるのかを具体的に紹介します。

アクセスが集中してもサーバーダウンを起こさない

ECサイトにとって死活問題なのが、サーバーダウンです。もし、サーバーダウンが起きた場合、顧客がショッピングを楽しめないだけでなく、信頼すらも失いかねません。また、サーバーダウンが長時間に渡れば、売上の減少にもつながります。
通常の利用でサーバーダウンが起きるのは論外ですが、ECサイトの場合セールやキャンペーンなど、通常よりも極端にアクセスが集中する場合もあります。ECサイトに利用するサーバーは、このようなアクセスが集中する状況下でもサーバーダウンしないスペックが必要です。

ページの表示速度が速い

ECサイトが求めるサーバーのスペックとしては、サーバーダウンを起こさないだけでなく、来訪者にストレスを与えないページの表示速度が必要です。ページを表示するまでの時間が長いと、来訪者はサイトから離脱してコンバージョン率が下がる可能性が高まります。
もしも、チェックアウト画面の前後で待たされることがあれば、購入自体を止めてカゴ落ちしてしまうかもしれません。長期的にみれば、全体的な売上への影響は計り知れないでしょう。

また、ページの表示速度はSEOへの影響も懸念されるため、集客という意味でもマイナス要素となりかねません。検索結果に上位表示させるためにも、ページの表示速度が速いハイスペックなサーバーを選びましょう。

ページの表示速度が速い

サイバー攻撃に対応できる監視セキュリティ体制

前述した、サーバー自体のスペックも重要ですが、そのサーバーを管理する体制も重要です。ECサイト向けのサーバーに限らず、悪意のあるユーザーによってサイバー攻撃を受ける可能性はいつでもあります。
万が一にもサイバー攻撃を許してしまえば、システムが破壊されたり、情報の窃盗や改ざんが行われたりしてしまうかもしれません。このようなリスクは、顧客の個人情報を預かるECサイトとしては、看過できない問題です。ですから、24時間サイバー攻撃に対応できる監視セキュリティ体制を持つサーバーを選ぶべきでしょう。

<サイバー攻撃の種類>

  • ウイルスやマルウェアによる攻撃
  • フィッシング詐欺
  • 不正アクセス
  • DDoS攻撃

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Shopifyサーバーの種類や費用

Shopifyで提供されているサーバーのスペックを紹介する前に、Shopifyサーバーの種類や、費用や契約方式についてご紹介します。

Shopifyサーバーの種類

Shopifyのサーバーは、クラウドサーバーです。クラウドサーバーの特徴としては、インターネットを経由してアプリケーションやデータのやりとりを行います。自社で物理的なサーバーを持つ必要がありませんので、初期投資がかかりません。
また、システムのアップデートやセキュリティなどもベンダーが行いますので、保守などの維持費用もかかりません。つまり、Shopifyで使うクラウドサーバーは、手間もコストもかからない優れたサーバーなのです。

Shopifyサーバーの種類や費用

Shopify以外のサーバーや独自ドメインは使えるのか?

ShopifyはクラウドベースのECサイトを提供しているため、運営者様が自社で借りたサーバーなどは使うことはできません。
ドメインに関しては、初期設定では「〇〇.myshopify.com」というドメインが割り当てられますが、変更は可能です。独自ドメインを利用する方がイメージアップにもつながりますし、顧客からの信頼も得られます。
独自ドメインの方がGoogleの評価を得やすいので、SEO対策としても有効でしょう。もちろん、これまで利用していた独自ドメインがあれば、Shopifyでそのまま利用可能です。

その他のSEO対策については下記の記事をご覧ください。

Shopifyサーバーを利用費用は?

クラウドサーバーのコスト的なメリットをご紹介しましたが、Shopifyサーバーの利用費用が高ければ、トータルコストとしては意味がありません。ですが、Shopifyのサーバー利用費用は月額料金の中に含まれているため、別途サーバーの使用料などは発生せず、初期費用もありません。
なお、Shopifyの月額料金はプランによって異なります。参考までに、Shopifyのプラン別の料金表を記載しておきます。

 

月払い月額料金 年払い月額料金
ベーシック
33ドル 25ドル
スタンダード
92ドル 69ドル
プレミアム
399ドル 299ドル
スターター
5ドル
Shopify Plus
2500ドル〜 2300ドル〜(3年契約の月額料金)

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Shopifyサーバーの処理性能は?

Shopifyのサーバーは、コスト的に安く使えることがわかりました。ですが、冒頭でお話したECサイトに利用するサーバーの必要条件を満たしていなければ意味がありません。ですが、Shopifyサーバーは高性能で信頼性の高いサーバーといえます。ここでは、Shopifyサーバーの処理性能をご紹介しましょう。

サーバーの分散配置で表示速度の高速化を実現

Shopifyは、サーバーを世界中に分散配置することで、ページの表示速度を高めています。具体的には、国内では1分間に最大6,000件以上の注文を処理できると言われていますので、一時的にアクセスが集中しても対応可能です。
また、世界中どこからアクセスしても同様の表示速度を維持していますので、越境ECを運営している方でも安心です。サーバーの分散配置以外にも、定期的に最適化を行ったり、最新技術でシステムをアップデートしたりすることで、表示速度の改善が日々行われています。

WebP対応で画像のファイルサイズを軽量化

軽量の「WebPファイル」に対応していることも、Shopifyサーバーの処理速度に貢献しています。WebPファイルは、Googleが開発した画像フォーマットで、PNGやGIFを通常よりも3倍ほど圧縮できると言われています。

WebP対応で画像のファイルサイズを軽量化

ECサイトの表示速度が遅くなる理由のひとつに、画像ファイルの重さがあります。商品を売ることがECサイトの命題である以上、できるだけ綺麗な画像を多数掲載したいところですが、データ量が増えればページ速度に影響が出てしまいます。
ですが、WebPファイルを使用すれば、画質を維持しながらファイルサイズを軽量化ができるため、ページの表示速度を高速化します。ページの表示速度が早ければ、SEO対策にも有効です。

トラブルがなく高いサーバー稼働率

サーバーダウンが起きやすいサーバーかどうかは、サーバー稼働率でわかります。Shopifyサーバーの稼働率は99.9%となっており、トラブルがほとんど発生していない信頼性の高いサーバーと言えます。サーバーダウンが起きなければ、売上の機会損出や顧客の信頼性を落とすこともないでしょう。
なお、Shopifyサーバーの稼働状況はShopify Statusから確認することが可能です。

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Shopifyサーバーの安全性が高い理由

ECサーバーに求められるのは、高性能なスペックだけではありません。外部からのサイバー攻撃に耐えうる、高い安全性も必要です。Shopifyでは、常時SSLを標準装備することで、データの盗用や改ざんの対策をしていますが、それ以外にも強固なセキュリティ対策が用意されているので、安心して利用できます。ここでは、Shopifyサーバーの安全性が高い理由をご紹介しましょう。

EC事業者が知っておきたいサイバーリスクについて、詳しくは下記の記事もご覧ください。

「PCI DSS」は最高のレベル1を取得

Shopifyは、金融機関と同レベルのセキュリティにしか与えられない「PCI DSS」のレベル1を取得しています。「レベル1はPCI DSSの最高レベルで、日本の企業ではほとんど取得できていないほどの難関です。なお、レベル1を満たすには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 安全なネットワークの構築と維持
  • 脆弱性管理プログラムの維持
  • 定期的なネットワークの監視とテスト
  • カード保持者のデータ保護
  • 強固なアクセス制御対策の実施
  • 情報セキュリティポリシーの整備

SOC2、SOC3レポートを取得

ShopifyはPCI DSSだけでなく、「SOC」と呼ばれる米国のサービスセキュリティ監査基準も満たしています。SOCは、「System and Organization Controls」の略で、サービス提供のプロセスに問題がないかどうかを監査したものです。その結果が安全と認められれば、SOCレポートを取得できます。

ホワイトハッカーによる24時間の監視体制

ハッカーと聞くとコンピューター犯罪を思い浮かべますが、本来はコンピューターやプログラムの知識を用いてシステムを構築する人のことです。ですから、正しいハッカーは、悪いハッカーと区別するために、ホワイトハッカーと呼ばれています。
Shopifyのサーバーは、高い知識と技術力を持つホワイトハッカーが24時間監視し、サイバー攻撃から守るだけでなく不具合や脆弱性がないかを調査・改善しています。もし、これを自社で行うとなれば、相当なコストと人的なリソースが必要になるでしょう。

管理画面へのアクセス権の制限

Shopifyでは、管理画面のアクセスに2段階認証を採用しています。2段階認証では、ログインIDとパスワード以外に、電話や電子メーを使ったSMS認証を行うため、乗っ取りや情報漏洩への対策になります。
Shopifyは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規約である「ISO27001」を取得しており、限られた人しかアクセスできない機密性が証明されています。

不正注文の防止措置

ECサイトでは、不正注文の防止も重要なセキュリティ対策です。Shopifyでは、不正なアクティビティの防止に役立つ「Fraud Control」「Dynamic 3DS」「プロキシ検出」「不正解析」「カードテスト保護」「承認率の最適化」「支払いの確定管理」などのツールが提供されています。

不正注文の防止措置

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高性能で安全なShopifyサーバーを使おう

ご紹介したように、Shopifyで利用できるサーバーは、ECサイトを円滑に運営するに足る高性能なスペックと、悪意を持ったサイバー攻撃から守る安全なセキュリティを確保しています。
ECサイトを構築する際には、サイトデザインや機能面でのカスタマイズといつた表面的な部分を意識しがちですが、その屋台骨を支えるサーバーが脆弱では意味がありません。ECサイトを構築するのであれば、サーバーの安全性や安定性を含めて運用方法を検討しましょう。

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豊富な導入実績とハイレベルな技術力・知識量を認められたShopify Plusパートナーとして、中小規模から大規模のストアに向けた最適な運用戦略の提案も可能です。
セキュリティ性を重視したShopifyの導入をご検討の際は、ぜひお問合せください。

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POINT

  • ECサイトのサーバーは、サーバーの安定性、表示速度、セキュリティ体制を重視する
  • Shopifyはクラウドサーバーで月額料金内にサーバー代も含まれ、初期費用や保守費用なども必要ない
  • Shopifyのサーバーは最新技術と分散配置で速度が安定しており、高いセキュリティを保証されている

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