Shop PayがInstagramやFacebookと連携!Shopifyの決済が利用可能になる?

Shop PayがInstagramやFacebookと連携!Shopifyの決済が利用可能になる?

今やInstagramやFacebookなどのSNSを利用していない人を探す方が難しい世の中ですが、今回Shopifyから飛び込んできたのが「Shop PayがInstagramやFacebookとの連携を開始」というニュースです。この連携は今後のSNSという販売チャネルのあり方を大きく帰る可能性を秘めた出来事だと言えるでしょう。

そこで今回はShop PayがInstagramやFacebookと連携することで一体何が変わるのかについて解説します。

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Shopifyが提供する決済サービスShop Payとは?

Shopify独自の決済手段であるShop Pay

Shop Payとは、Shopifyの提供する決済手段です。過去に一度でもShopifyのECサイトで買い物(Shopifyペイメントを利用)をしたユーザーであれば、商品を購入する際にメールアドレスや電話番号を入力するだけで決済が完了する高速決済機能です。

Shop PayがFacebookやInstagramと連携開始

今回Shopifyの決済システムであるShop PayがInstagramで利用できるようになり、Facebookでも展開されるとの発表がありました。記事作成時点では米国のみでの利用が可能となっていますが今後日本国内での展開の発表もあると予想されます。

ShopifyではこれまでもInstagramやFacebookに販売チャネルを拡大してきました。現在では幅広い年齢層のユーザーに利用されている両SNSプラットフォームでの買い物が可能になることには、ECサイト側には自社の商品をより多くの消費者への宣伝が可能となり、ユーザー側にとっても新しいブランドや商品と出会う場を提供することを可能にします。

Shop PayがSNSと連携して実現することとは?

Shop PayがInstagramやFacebookと連携して実現する機能とは、InstagramやFacebookのショッピング機能にShop Payが決済手段として加わります。つまり、商品を購入したいユーザーがSNSのアプリ内からShop Payを介して決済が行えるということになります。

この連携はユーザーの購買ステップを大きく変化させます。一連の購買行動が全てInstagramやFacebook上で完結するだけでなく、メールアドレスや電話番号の入力するだけの最短数クリックで商品の購入が完了します。

つまり、この連携によりこれまでの購入ステップを大きく省略化することで今まで以上にシームレスな購入体験をユーザー提供し継続的な購入を促すことができます。

閲覧ページの離脱から支払い情報の入力の間で購買意欲は急激に低下するが、Shop Payはそれらのステップを省略できる

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SNSから商品を直接購入できるメリットとは?

SNSプラットフォーム上でのSNS広告のクリック率や商品の購入率は増加する一方で、利用可能な決済機能を利用する人は購入したユーザーのわずか20%に満たないそうです。また約60%のユーザーは一度SNSを離脱し直接ECサイトから購入しているとのことです。

つまり、これはSNSからの直接的な決済ではチェックアウトの途中で離脱してしまうユーザーが多いことがわかります。

Shop Payでは、チェックアウト時の余分な手間がなくユーザーの購入意欲が損なわれる前に決済が完了します。このなめらかな購入体験はユーザーの購入摩擦を大幅に減らし、購入率の向上に大きく期待できるでしょう。

またInstagramやFacebookが購買のプラットフォームとして確立すれば、認知から購買までのスピードもさることながらブランドや商品の認知や情報の拡散のスピードも飛躍的に上がります。

たとえばこれまでユーザーはお気に入りのECサイトを誰かに共有する場合は、URLやリンクを共有して拡散する必要がありました。しかし、SNS上にECサイトそのものがあれば従来のような様々なステップを介する必要はなく購買のサイクルを加速化します。

ECビジネスにおける消費者の行動

ECサイトの規模が売上に関係なくなるかもしれない

今回の連携は今後、InstagramやFacebookといったSNSが売上に貢献する重要なプラットフォームの一つとなっていくことを予測できます。

とくにこれまでならば個人で運用するような小規模のECサイトは認知されるまでにどうしても時間とお金が掛かっていましたが、SNSによる拡散を利用すればECサイトの規模に関係なく自身のブランドや商品のより広い認知が獲得できるでしょう。

現時点でInstagramやFacebookを活用していないようであれば、これを機にSNSの販売チャネルの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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