Shopifyで発生していたAmazon Payの姓名エラー問題に頭を悩まされた方も多いのではないでしょうか？
この問題はAmazon側のデータ保持の方法によるものなので、実はAmazon Payを導入できるすべてのECプラットフォームで発生しているバグのようです。
しかし、この度Shopifyではこの姓名エラー問題が見事改善されました！これにより、すべてのユーザーがノンストレスでShopifyでAmazon Payを利用することができるようになりました。
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Amazon Payとは？
Amazon Payは、Amazon.co.jpのアカウントに登録されている配送先住所やクレジットカード情報を利用してAmazon以外のECサイトで支払いができるサービスで、もちろんShopifyでも利用することができます。
Amazon.co.jpのアカウント、つまりAmazon会員であればAmazon Payを導入しているECサイトなら最短２クリックで商品の購入が完了します。そのためカートの離脱率を下げ、コンバージョン率の向上につなげることができる決済方法としてぜひストアに導入したいサービスでしょう。
Amazon Payの姓名エラー問題の原因とこれまでの解決策
ShopifyでAmazon Payを有効にする際、Shopifyのチェックアウト設定で[姓名を必要とする]のデフォルト設定のままにしておくと、ユーザーがAmazon Payで商品を購入する際にエラーとなって次に進めなくなるというバグが発生していました。
このバグの原因は、Amazon.co.jp側の会員登録時に姓名欄が分かれていないことにあります。Amazon PayではAmazonの登録情報を参照にするため姓名の間にスペースを入れずに登録したユーザーをShopify上で処理するときに、どこが姓でどこが名か判定ができずフルネームが姓(苗字)のフォームに入ってしまいエラーとなる問題がありました。
この問題は、Amazon側のデータ保持によるものなのでShopifyに関係なく他のECプラットフォームにおいても確認されていました。
Shopifyではこれまで、この問題はフルネームの設定を[姓のみを必要とする]に変更することで解決できました。
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姓名必須でもAmazon Payのチェックアウトが問題なく行われる改修がされた
以前よりShopifyではこのエラーが原因で、ユーザーのチェックアウト離脱やユーザーからの問い合わせ増加による対応コストの増加が懸念されていました。
これを受けてShopifyでは2020年12月末より、管理側の設定に関わらずAmazon Payを使用してチェックアウトが行われた際は[姓名を必要とする]の設定をShopify側で強制的に解除する改修が行われました。
この改修により今後、チェックアウト設定で[姓名を必須とする]にしたままでもAmazon Payのチェックアウトが問題なく行われるようになりました。
ちなみに、これと同時に確認されていたShopifyで会員登録をしたユーザーがAmazon Payを利用した際に名前が混ざってしまうエラーについても改善されたとのことです。
Shopifyでは細かな改善が頻繁に行われている
Shopifyでは今回のような細かい改善や改修が頻繁に行われたおり、利用のしやすさもこれらの更新により以前や他のECプラットフォームに比べて格段に良くなっています。
最近だと管理画面のUIの変更や商品ステータスに「アーカイブ」を追加など、マーチャントがストアを運用しやすくなる変更が行われています。
BiNDec FEEDでは、今後もShopifyのこれらのアップデート情報も発信していくのでぜひチェックしてみて下さい。
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